CIDP発症(と思われる)あの日のこと
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今振り返れば、おそらくあれがCIDP(慢性炎症性脱髄性多発神経炎)の最初のサインだったのだと思います。


私が身体の異変をはっきりと感じたのは、2011年の9月。

子供が小学校に入学して初めての運動会当日だったので、たしか9月20日頃だったでしょうか。


「あれ? 両手の甲が痺れてる?」


朝早くからのお弁当作りで張り切りすぎたかな?

それとも、重い荷物を持ったからかな?と、最初はそんな風に考えました。


でも、その痺れは本当にごくわずかなものでした。

手の甲のごく一部分、まるで皮膚の表面だけがサワサワと撫でられているような感覚。

日常生活で不自由を感じることはまったくなく、

着替える時に服がふわっと触れたり、何気なく手が物に触れたりした時に

「ん?」と感じる程度でした。


ところが、そのサワサワとした痺れは、消えることがありませんでした。


そうなると、やはり気になってきますよね。

「季節の変わり目だから疲れが出たのかな」とか、

「歳のせいか、血流でも悪くなってきたのかもしれない」とか。。。

自分で色々な理由を探し始めました。

Wrote this articleこの記事を書いた人

にゃこりん

にゃこりん 女性

2011年9月発症、2013年5月CIDPと診断。2021年10月Ivig終了。2022年7月寛解。2024年11月通院卒業。治療期間8年、発症から卒業までは13年。CIDPになって失ったもの、残っていたもの、新しく手に入れたもの……私の一部となったCIDPとともに、これからも私らしく生きていく。

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